GINCHAN.COM

トレーニングコーチ・現:千葉ゼルバトレーナー・24hフィットネスクラブのアシスタントマネージャーのブログ

呼吸があるのに、放っておくと命に危険が及ぶ死戦期呼吸とは何か?〜知っておきたい一次救命処置に関わる知識〜

スポンサーリンク


Twitterでフォロー
Instagramでフォロー
24時間営業のフィットネスクラブ

 

とても胸が痛みます。

もしかしたら、助かったかもしれない命です。

人命に関わる知識は、もっとみんなが当たり前のように持っていなくてはならないのです。

 

「広まってほしい」というのは簡単だけれども、

それを願うだけではダメです。

 

ひとりでも多くの人に、この記事を読んでもらって、

知識を得ていただければ、これ以上嬉しいことはありません。

 

 呼吸が止まっていないのに、放っておくと死につながる「死戦期呼吸」

「意識がなくても、呼吸があれば安全」は間違い

気を失って倒れてしまっても、息はしている。

「呼吸はあるみたいだから、安静にしておけば大丈夫」

そう思ってしまうのは危険です。

 

呼吸は呼吸でも、

普段通りの呼吸でなかったら、

迅速に心肺蘇生をやらなきゃいけないからです。

 

呼吸していると勘違いされやすいのが、

死戦期呼吸と言われるもので、これは呼吸があるうちに入りません。

 

死戦期呼吸とは?

死戦期呼吸とは、正常の呼吸とは違って、

顎が動いているだけで胸が動いておらず、肺での酸素化ができていません。

つまり、死戦期呼吸は「見かけは呼吸してるように見えるけど、実際は呼吸できていない状態」ということです。

 

死戦期呼吸の種類

下顎呼吸

吸気時に下顎を動かして空気を飲み込むような呼吸であり、顎の動きのみで胸郭はほとんど動かない。

鼻翼呼吸

吸気時に鼻翼が広がり呼気時に鼻翼が縮まる呼吸であり、やはり胸郭がほとんど動かない。

あえぎ呼吸

深い吸息と速い呼息が数回続いた後に無呼吸となる呼吸。

 

死戦期呼吸が見られたら、「呼吸できていない」と判断すべき

少しでも呼吸に違和感を感じたら、死戦期呼吸を疑うべきです。

呼吸ができていない状態が10分続いてしまうと、

死亡率は50%を超えると言われています。

 

呼吸が完全に停止していようが、

死戦期呼吸のような通常の呼吸ができていない状態だろうが、

これは同じことです。

どちらも、身体に酸素を取り込むことができていない状態が続くことになるからです。

 

呼吸できていたのに「呼吸なし」と判断して対応するのはマズいか?

仮に通常の呼吸をしていたにもかかわらず、

「呼吸できていない」と判断して心肺蘇生を始めてしまったとしても、

それによる死亡リスクはかなり低いと言われています。

 

例えば、胸骨圧迫をした場合、

手で払いのけるような仕草や、嫌がるそぶりを見せるようです。

人工呼吸も同じく、抵抗するようなそぶりが見られると言われており、

これをやったからといって、人体に甚大な被害が起こるわけではないんです。

 

それよりもずっと恐ろしいのは、

「本当はすぐにでも心肺蘇生をしなきゃいけなかったのに、何もしなかった」

という状態じゃないでしょうか?

 

以前は、救急車を呼ぶと

だいたい6分くらいで到着すると言われていましたが、

おそらく都内では、実際はもっとかかります。

 

呼吸停止から10分、心臓停止からはわずか3分経過しただけで、

2人に1人は2度と目を覚ましてくれなくなってしまいます。

 

どれだけその場に出くわした人の対応が人命に影響するか。

他人事じゃあないんですよ。

 

一次救命講習を受けよう!

心肺蘇生をはじめとした、一次救命処置の講習は、

消防署や、日本赤十字社、各協会で講習がひらかれています。

 

最低限知っておきたい、

「救急車が来たり、医療機関に着くまでに現場でやるべき処置」を

身に付けることができます。

 

そんなに小難しいところはなく、

誰でもできるように、とってもシンプルな手順で構成されています。

この手順は5年ごとに更新され、

より多くの人が、より簡単な方法で救命処置ができるように

日々見直しされているんです。

 

この記事を読んだあなたもぜひ一度、講習を受けてください。

「基礎講習」というのを受ければ、

本当に必要最低限なことを教わることができます。

 

救命講習が受けられる場所

 

 

  •